お客様の課題:過去の投稿日時を変更したことによる404エラー
過去の投稿の内容更新を行ったお客様から、「投稿の公開日を新しい日付(内容更新を行った日)に変更したが、何か問題はある?」とご相談がありました。404エラー(リンク外れ)が起きている可能性をお伝えし、内部から確認作業を行いました。
課題の把握と原因究明
確認したところ、今回のお客様の場合、投稿のURLが日付に関連して設定されており、複数の過去記事が404エラー(リンク外れ)を起こしている可能性があることが分かりました。
投稿のURL設定が、例えば「goat-design.com/post-1234/」であれば日付を新しくしてもURLに影響はありませんが、今回のように日付に関連してURLが設定されていると(例:goat-design.com/2022/03/26/post-1234)、日付変更によりURLの日付部分「2022/03/26」も自動的にWordPress側で変更されることになります。
SNSなどに過去投稿のURLを貼っていると、URLが変更になったことで404エラーが起きている可能性があります。お客様にもエラーの可能性をお伝えし、リンク外れがどこかで起きていないかのご確認をお願いしました。
404エラーを防ぐためパーマリンクを再設定
今後については「過去投稿をリライトしたら日付を引き続き新しくしたい」とのご要望があったので、投稿のURL設定を「日付に関連しないもの」としてパーマリンクを再設定しました。
404エラーについては引き続き、注視していただくようお願いしました。
お客様の課題2:404エラー発生のメッセージ
しばらくは何も問題が起きませんでしたが、1週間ほど経ってから「サーチコンソールから404エラーメッセージが届いた」旨のご連絡をお客様からいただきました。Googleの定期チェックで問題が発見されたため、紐づけてあるサーチコンソールから連絡が来た状態です。
WordPressのシステムエラーによる404エラーの解決
ホームページのどのページに解決すべき問題があるのかは、サーチコンソールのカバレージレポートで確認できます。カバレージレポートによると、問題があるのは2ページ。修正すべきページのURLを確認し、2種類のカテゴリー一覧ページに404エラーが起きていました。
WordPressがパーマリンクの設定に従ってURLを決定していないことが原因だったため、WordPress側にパーマリンクの設定に従うよう再設定を行うことで404エラーを解決できました。
今後のホームページ運営について
Googleに対して、指摘箇所を修正した旨を報告して作業を完了しました。
今回の2つ目の課題の場合は、WordPressが設定されている指示通りにURLを生成していない、という特殊な状況でした。